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少しは死を語っても良いのかな

夏休みの宿題は、早く終わらせられましたか?私はご多分に漏れず、終わりに残ってしまう人でした。(つーか踏み倒したりね)(今もそんなままだよね)

締め切りというものは、遠いとまだまだで、近づかないとその存在に気づきもしないで、いつまでも自由に使える日々が続いてるんじゃないかと、勘違いしてしまうもので。その締め切り日というのが人生の最後の日で、それがいつ来るかわからないなんて、わかっているけど理解してない、ようなそんな夏休みの気分。
だから、時々ドラマや本で「死」をみて、自分に締め切りびがあることを思い出し、より良い人生にしようと、ココロリセット、するのだろうか。 なんて、「死にカタログ」を読んで思ったりして。(この本おもしろかった)

ドラマの前に平積みしていたので、思わず読みました。
「すこしはおんがえしができたかな」

ユーイング肉腫。
あまり耳なじみのない病名はこいう風にドラマになることで、知られる。だから、ドラマにするのは悪くないんだと思う。事実こうしてつい手にとってしまったのだから。下心、はあるけど、もちろん素直に読んだ。

職業柄、こういう子がどんな子か、なんとなく想像できる。というか、分類できる。(と思っている)でも、想像以上にすごいしっかりしてかっこいい(顔じゃなくて)子だった。最初に分類したキャラよりずっとずっと。
きゅ、っと口を引き結び、うつむかないでまっすぐできることを目指してがんばる。その姿が印象的。

表面上、たんたんと受け入れてるように見えて。しっかり戦って。最後まで弱音を吐かずに、心配かけまいとして振舞って。どんどん病気がすすんで、そんな強がりさえできなくなっていく様子、最後まで気遣うココロ。母親の手記だから一緒になって切なくなってしまう。
こういう場面になる前から。すごい家族の仲が良くて、それがすごい救い。お兄ちゃんとのエピソードなんて全場面ほほえましい!もちろん卓球部や幼馴染、先生がたの接し方もふつうっぽくて、なんてやさしい。

結局涙で最後のお別れの言葉のところがまだ読めていません(苦笑)


ということで、ドラマ。まだいつ放送かチェックしてない(決まってるの?)んだけど、二宮さんがやるわけです。なんでこの人はこう死の影をもっているんだろうねぇ。ワイドショーでみた姿を思い浮かべて、置き換えて読んでたからまた泣けるわけさ!おかーさんも大竹さんだし。読んでみてそれはそれは違和感ない感じ。透明な目線とか。黙って逡巡する、沈黙の空気感とか。
ただ、文中にあったメールの口調が関西弁ふぅだったのと、ふだんの彼の呼び名が「バル」ということで、ちょっと渋谷さんでもよかったんじゃないのーなんて思ったりも。いやこれは単にあててみただけなんだけど。(ふつうに東京の子だったよ・・・)あーついでに書くと、本人の名前が和憲でおにーちゃんが雅一、というので思わず雅紀さんをおにーちゃんで当てはめて読んでみたり。和、と雅、なんだもん~。

なんかちょっと似てるな、と思い出したのは、「星になった少年」。母親の手記、というカタチで文体が似ているのだろうか。どの親の目線も愛に溢れているので似るのだろうか。



3月22日だそうでーす
http://www.tbs.co.jp/program/ongaeshi.html

by u-lian | 2006-03-02 01:42 | ■Books | Comments(0) 

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